『ノーベル文学賞に最も近い作家』村上春樹さんは、『走る作家』としても知られています。フルマラソンはもちろんのこと、100kmマラソンやトライアスロンなどのレースにも出場されています。
そんな村上春樹さんは、著書「走ることについて語るときに僕の語ること」の中でこう語っています。
もし忙しいからというだけで走るのをやめたら
間違いなく一生走れなくなってしまう。走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど
走るのをやめるための理由なら
大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは
その「ほんの少しの理由」を
ひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。
「走るのをやめるための理由」って、次から次へと湧き上がってきますよね。
- 昨日、飲みすぎたから
- 寒いから
- 曇ってるし
- 身体がだるいから
そんな雑念を振り払って、今日も一歩を踏み出しているあなたは「エライ!」 きっと今夜のビールは美味しいでしょう。
適度なジョギングやウォーキングは健康にいい、という事は実感してわかっている事ではあります。
大学や医療機関の研究によってその効果は続々と発表され、もっとも手軽でコスパのいい健康法として定着しています。
湧いてしまった疑問
でも、ちょっと待って。
本当に「ジョギングするから健康」なのだろうか?
実は「健康だからジョギングする」のではないだろうか?
走りながら突然そんな事を思い立ったのです。
たまごが先か、にわとりが先か
ジョギングを始める時って例えば、
- 健康診断で肥満度を示すBMIが高く医師から軽い運動を勧められた
- 夏に向けてやせたい
- 最近、お腹のぜい肉が…etc
のようなネガティブな要素が見つかった時ですよね。
そこで、一大決心をしてこうなります。
–> よし、ジョギングを始めよう!
–> 続けた結果
–> 健康になった! やせた!
うん、よくあるパターンです。
「ジョギングするから健康」は成立します。
そこで、ジョギングを始めよう!と思った時点で、すでに健康なんじゃないのかなぁと、ボクは思うんです。ココロがとても健全な状態なんじゃないのかなぁ。
もし、ココロの健康が損なわれていたらジョギングを始めようと思うだろうか?
むしろ、「何もやる気が起きない」のではないだろうか?
そう考えると、「健康だからジョギングする」も成立します。
でも、「たまごとにわとり」の理論から考えると、こうなるんじゃないか?!
「健康だからジョギングする」 = たまご
「ジョギングするから健康」 = にわとり
そう、ココロの健康がカラダを動かすんです。
三日坊主になろう!
ジョギングを始めようとするなんて、ココロが健康じゃないですか!
ジョギングを始めたあなたは健康への意識が高い!
きっと食事や睡眠にも気を使うはずです。
そうすれば、以前より健康的になっています。
三日坊主になったとしても、がっかりする必要はありません。
三日坊主のあと、2日間休みましょう。
そして、また三日坊主をやりましょう。
また、2日間休みましょう。
それを繰り返してください。
三日坊主も3回続ければ立派な習慣です。
さ、はじめよう!三日坊主。
「新しいことは小さく始める」が習慣化のコツです。
〜 松本 幸夫
強力なモチベーションを作る15の習慣
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんにとってハッピーな1日が訪れますように ♪