さよなら「あとでやろう」ってコトバ。あなたがやるべき3つの行動。

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「ま、いいや、あとでやろう。」

「これもやらないとなぁ、まぁ、あれが終わってからにしよう。」

「さてと、やるか。え〜っと。」

「どれからやろうかな、うん、これだ。」

「いや、待てよ。こっちの方が楽だからな。こっちが先!」

「あ、思い出した! あれもやらないと!」

「えっ? こっちを急ぎで?」

「忙しいなぁ、もう。どれから手をつけよう?]

「あ〜いそがしい、いそがしい。」


こんな経験ありませんか? ボクは日課のようにこんなことを繰り返していました。頭ではあれこれ考えているのに、いっこうに物事が進まない。よくある話ですが、仕事の効率は悪く、ミスも多くなりその結果として自己嫌悪におちいる。

そして、こう決心するんです。
「すぐやる人間になろう!」

さ〜、まずは計画を立てて、と。よーし始めるぞ!と自分を変えるべく実行するのですが、夜遅くなったり、疲れた、など理由をつけてこう言ってしまいます。

「ま、いいや、あとでやろう。」

そして『魔のループ』が再び始まってしまい…。

「あとでやろう」

すべてはこのひとことが原因ですよね。

エメットの法則

タイムマネジメントの専門家 リタ・エメットさんは著書『いまやろうと思ってたのに… かならず直る―そのグズな習慣』の中でこう言っています。

仕事を先延ばしにすることは、片付けることよりも倍の時間とエネルギーを要する。

誰もが実感することではないでしょうか。わかっちゃぁいるけど、というのが正直なところですよね。

グズの原因の1つは、完璧さに対するこだわりである。

すぐやらないからといって「なまけもの」なわけではありません。必ず、理由があるものです。例えば、準備がちゃんと整っていないとか実行するための時間が足りないなどが挙げられます。

この二つは『エメットの法則』として知られています。

先延ばし癖と睡眠の関係

物事の先延ばしと睡眠の関係を研究していたイラナ・S・ヘアストン先生はこう言います。

物事を先延ばしにする人は、就寝時に「終わらせておくべきだったのに終わらせていない物事」についてぐるぐる考えてしまい、寝付けなくなるケースが多い。

また、夜型の人は物事を先延ばしする傾向にあり、睡眠の質も良くないそうです。
まだまだ研究段階ではあるものの心に止めておきたい事実です。

最高にうまいビールを飲むために

先延ばし癖があるとはいえ決してダメな人間だとは思いません。なんでもかんでもすぐに手をつけて周囲に迷惑をかけている人もたくさんいますから。どちらがいいとかではなく自分が気持ちよく過ごせて、他人に迷惑がかからなければいいのではないかと思います。

だからといって先延ばし癖を肯定するべきではありません。

自分に問いかけてみてください。

  • 先延ばしすることによって充実感を得ることはできますか?
  • 心にモヤモヤがありませんか?
  • 今夜のビールを最高に美味しく飲みたいと思いませんか?

やるべきことは3つ

1、完璧なんて目指すな!

完璧な結果をだそうとしなくてもいいんです。完璧なんて自己満足、完璧なんて奇跡、と割り切ってしまいましょう。そもそも完璧なんて個人の主観によるものですから。そしてなにより成功して得られるものより失敗して得られるものの方が大きいですから。おそれず最初の一手を打ちましょう。

2、実行しながら考えよう!

先延ばしにするあなたは「思慮深い人」です。そして、用意周到な人です。ちゃんと計画することはとても大事なことですが、計画通りに行くことなんてそう多くはありません。旅行のプランを練って情報収集しているより、出かけてしまった方が情報はたくさん得ることができます。思いがけない体験だってたくさんできます。仕事だってそうです。恋愛だってそうじゃないですか?

3、いつもより15分早起きしよう!

何をするにもリズムがとても大切だと思うんです。ほら、「トントン拍子」というコトバもありますからね。リズムよく進めるには段取りが重要になってきます。朝に段取りを考えておくと一日中無駄なく物事を進められます。いつもより15分早起きすることから始めてみましょう。今日一日を計画し想像しましょう。そして実行しましょう。

美味しいビールがあなたを待っていますよ!

関連書籍

リタ・エメットさんの著書

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