ゴルファーたちの名言|メンタルが強くなる、ゴルフがうまくなる!? 15のすてきコトバ

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1927年(昭和2年)5月28日、横浜市保土ヶ谷にあったゴルフ場、程ヶ谷カントリー倶楽部で「第1回全日本オープンゴルフ選手権」が開催されました。

この日を記念して5月28日は『ゴルフ記念日』と制定されています。

そこで今回は

ゴルファーたちの名言|メンタルが強くなる、ゴルフがうまくなる!? 15のすてきコトバ

をご紹介します。

*ジャック・ニクラス*

1960〜90年代に活躍したアメリカのプロゴルファー。
歴代1位となる4大大会優勝18回を誇る、史上最高のゴルファーです。日本では「帝王」の名で親しまれていますね。

ほとんどのゴルファーは
力は大きなバックスウィングによって生まれる
という勘違いをしている。

そうです。勘違いしていますよね。広大なゴルフ場を前にするとついつい余計な力が入ってしまうものですね。頭ではわかっているんですがね。

「失敗を恐れない」という姿勢では弱い。
「必ず成功させるのだ」という強い意志を持て。

ゴルフはワンショットの積み重ね。目の前のワンショットを成功させるため、このコトバを胸に深呼吸をして、さあ。

球を遠くに飛ばすことより
自分をコントロールすることが
勝敗に結びつくことを
私はゴルフから学んだ。

広いフィールドで小さなボールを小さなクラブで打ち、小さなカップにいれるスポーツ、それがゴルフです。プレーすることは思いのほか繊細でメンタルがその一打に現れます。
「体よりも心」ゴルフの本質とは案外武道に近いのかもしれませんね。

*タイガー・ウッズ*

1990年代から今なお活躍するスーパースター。
4大大会を14度制覇、3度のグランドスラムを達成するなどその活躍はご存じの方も多いでしょう。
大会最終日には赤いシャツを着たタイガーが猛チャージをかけ、ロングパットを決めガッツポーズする姿は神がかっていました。

届かないパットは絶対にカップインしない。

滅多にないバーディーパット、そんな時に限ってカップの手前でボールが止まる。よく見かけるシーンです。ボールがカップを通り過ぎるのが怖くてついつい弱気になる。狙いを定めたら覚悟を決めて打つのみ。
このコトバ、人生にも通づるものがあります。

できる限りのことをしている。
しかし、ときには自分の思うようにはならない。
ものごととはそういうものなんだ。

ゴルフも人生も「流れ」と言うものがありますよね。なにやってもうまくいかない、そんなときはこのコトバを思い出して空を見上げましょう。

いいかい、ゴルフにも、人生にも
近道なんてないんだ。
一生懸命努力するしかないんだよ。

天才と呼ばれたタイガー・ウッズでさえこう言っているんです。
やるしかないでしょ、ボクは凡人だから。

*ボビー・ジョーンズ*

1920年代に活躍したイギリスのアマチュアゴルファー、弁護士。
アマチュアながら当時の世界四大タイトル「全英オープン」「全米オープン」「全英アマ」「全米アマ」を制し、年間グランドスラムを達成。「グランドスラム」という言葉は、この時最初に使われたそうです。
また、自制心のあるクリーンなプレーから「球聖(きゅうせい)」とよばれました。

ゴルフは体力よりも主として
「耳と耳との間のもの」によってプレーされるゲームである。

ゴルフはメンタルスポーツ。メンタルをコントロールするためにはどこを使えばいいのか?わかりますよね。老若男女問わず楽しめる数少ないスポーツの本質がこのコトバに集約されています。

長い眼でみれば
結局「運」というものは、平等公平なものだ。

もし、あなたが運良くチップインバーディーを決めたとします。しかし、そこで浮かれていてはいけません。一つひとつの行動はすべて次のショットに影響をおよぼすものですから。

スコアをごまかさなかった私をほめるのは
銀行強盗をしなかった私をほめてくれるようなものだ。

1925年の全米オープンでの一幕。ボビー・ジョーンズ、ラフからの一打。
クラブを振りかぶったとき、わずかにボールが動くというハプニングがありました。周囲には誰もいなかったそうですが、ボビー・ジョーンズは一緒に競技をしていたウォルター・ヘーゲンにその事実を申し出て、自分のスコアにペナルティ+1を与えました。

最終的にその一打が影響し、大会では2位に終わってしまいました。ウォルター・ヘーゲンは「誰も確認していないのだからペナルティーにしなくてもいいのでは?」と話したそうですが、そのときにボビーが語ったのがこのコトバ。
90年以上たった今でも語られるこのエピソードは、いかにボビーが潔かったか、そしてゴルフは紳士のスポーツであると改めて教えてくれます。

*中部銀次郎*

1960〜70年代に活躍したアマチュアゴルファー。
大学在学中に2度の日本アマチュアゴルフ選手権優勝。卒業後はサラリーマンと並行して競技を続け、日本アマ優勝は計6回を数えます。
1967年にはプロトーナメントで優勝、「プロより強いアマチュア」と呼ばれる活躍をしました。

人より飛距離が出ない
見てくれが悪いということは
スコアの形成とは何のかかわりもない。

アマチュアゴルファーにとってこのコトバは救いがありますよね。飛ばなくてもいい、ウエアが安物でも関係ない、目の前の一打に集中しましょう。

ナイスショットは
心が非常に平静で
なごやかなときに出る。

何の欲張りもない
何の制約もない
そういう状態のときに
初めていいショットが出るもの。

だから「ナイショット!」は何よりも気持ちが良くて、幸せな気分になるんです。それは自分のショットも他人のショットも関係ありません。「ナイショット!」ほんとにすてきなコトバですね。

ボールを打つだけの練習より
心を平静に保たせるための練習の方が効果的。

練習場でただひたすら打っている、そんな練習になっていませんか?ついついアツくなってしまいそういった状況になりがちですよね。1球1球、心を鎮めて集中したいものです。

*ジャック・バーク*

1950年代に活躍したアメリカのプロゴルファー。
1956年にはマスターズを制し、PGAプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。

バンカーショットは、最もやさしいショットだ。
なぜなら、ボールを打たなくていいのだから。

バンカーが苦手な人はこのコトバで意識が変わるかもしれませんね。「砂を撒き散らせばいいんだ」そう考えるとバンカーショットも楽しくなるでしょう。

ボールをカップに入れるのはパターだけであるのに
なぜパターの練習はおろそかにされるのだろうか。

本当にそのとおりですね。わざわざ練習場に行かなくてもできることなのにね。

それでは最後に

1916年イギリスの首相にもなった政治家デービッド・ロイド・ジョージのコトバをご紹介します。

彼はゴルフ好きで知られており、「ドライバーショットをまっすぐに飛ばすことに限ると」プロ並みだったそうです。しかし、スコアは100を切るのが精一杯というレベル、かなり親近感の湧く人でした。

ゴルフはいちばん下手なプレーヤーがいちばん得をする唯一のゲームだ。
下手ほど多く運動ができ、多く楽しむことができる。
なぜならうまいプレーヤーはわずかなミスにもクヨクヨするが
下手なプレーヤーはクヨクヨするにはあまりにミスが多すぎるからだ。


いかがでしたか?
ゴルファーたちの名言|メンタルが強くなる、ゴルフがうまくなる!? 15のすてきコトバ

最後にご紹介したデービッド・ロイド・ジョージのコトバは、ゴルフをする人なら素直にうなづけるのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さんにとってハッピーな1日が訪れますように ♪

すてきコトバが届きますように。

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